ダーツをやっていてどうしても気になるのが横ブレです。
20Tを狙ってBULLに刺さった時は笑って済ませられますが、BULLを狙って6Tに刺さったりした日には八王子の良心と呼ばれた僕でも真顔になります。
そこで、最近気づいた横ブレの原因かもしれないことを紹介します。
今回は肘についてです。
当たり前のことですが、原因は人それぞれ違います。
この記事を真に受けないように参考程度に考えてください。
横ブレにつながる部分
僕が勝手に思っている横ブレにつながる部分が以下の4つ
- グリップ
- テイクバック〜腕の振り
- リリース
- 肘
この4つの中で今回、原因と対策を紹介するのは4番の肘です。
他の3つは原因を紹介しますが、対策は書けません。
出し惜しみしてるとかではなく、僕の中で答えが出てないので、今後記事にできたらなぁと思っています。
それぞれの横ブレの原因
グリップ
- 強く握りすぎ
- しっくりきてない
だいたいこの2つだと思います。
グリップの不整合は3.リリースにも影響します
テイクバック〜腕の振り
- 体に当たる(顔、肩、鎖骨など)
- 斜めに腕を振っている
両方心当たりがあると思いますが、体に当ててタイミングを取る人もいるので必ずしもデメリットになるとも言えません。
斜めに腕を振っても立ち位置などで綺麗に入れられる人もいますのでこれもデメリットと言い切ることは出来ません。
腕を斜めに振っている場合、次のリリースで影響があります。
リリース
- リリースタイミングが遅いor早い
- リリース時の矢の向きがおかしい
- 指から離れる時にランダムに飛び出す
- 指に引っかかっている
リリースは繊細で原因がたくさんあります。
腕を右から左へ斜めに振っている場合、リリースが早いと正面に飛びますし、遅いと左に流れます。
リリース時の矢の向きが左向きだと、フライトによる矢を正面に向ける力で右に流れます。
グリップが安定していないこととリンクしてリリース時にランダムな方向へ矢が飛び出してしまい左右にぶれます。
リリース時の引っかかり方に応じて、流れたり、叩きつけたり、浮いたりします。
肘が原因で横ブレ?
肘が原因で横ブレというのは、腕の振りともリンクする内容かもしれませんが今回は分けて考えます。
肘が原因で腕を真っ直ぐ振れていない可能性があるからです。
僕の場合、セットアップすると肘がハの字に広がります。
右利きなので、構えると右に肘がある状態ということです。
この状態でゆっくり腕を伸ばすと、肘の外側が上に引っ張られるような形になり、橈骨が手前から左へ回転します。
橈骨とはセットアップ時に手前にある骨、親指側の骨です。”とうこつ”と読みます。
橈骨が体の内側に回ることを回内といいます。
つまり、ハの字セットアップをしているということは腕を伸ばすときに無意識に回内させている可能性があるということです。
橈骨にもうひとりの僕を描きました。
もうひとりの僕が見えなくなるということは回内しているということです。
動画で見てみましょう↓
回内するとリリースが遅れれば遅れるほど張り手をしているような感じになり、親指で押してしまいます。
そうすると右にダーツが流れてしまう原因になります。
人によっては、ダーツが右にカーブしているような錯覚に陥ります。
回内を防ぐイメージとは
回内を防ぐイメージとは、肘の内側を持ち上げるイメージで腕を振るということです。
肘の外側を持ち上げると回内してしまうので肘の内側を持ち上げるイメージで腕を伸ばしていくといいです。
もうひとりの僕が見える状態で腕が伸びます。
こちらも動画で見てみましょう↓
セットアップ時は、気持ち、肘が内側に入っているような感じになります。
村松治樹選手も若干肘が内側に入っているように思います。
「まっすぐじゃねえか」と言われればそうですが、気持ちね
気持ち内側に入ってるよねっていう感じです
最後に
腕が回内しているかわからない人は、もうひとりの僕を腕に書いてストレートパンチをゆっくりしてみてください。
ダーツの腕の振りでは普段の動きをしてしまって回内させてしまうと思います。
ゆっくりストレートパンチを繰り出して肘の内側を持ち上げるイメージを会得してみてください。
回内させない腕の振りが身についたら、リリース後はチョップの形になるかもしれません。
チョップの形になるということは、もしかするとグリップも変更することになるかもしれません。
合わないなと思ったら無理せず元のフォームに戻してください。
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