一ヶ月くらい謎のグリップ違和感でレーティングが9に落ちてましたがなんとか11に戻りました。
改善するためにしたことなどを書いていきます。
ちなみに、わかってる人のほうが多いとは思いますが、ただの不調や投げ方忘れたみたいなこととイップスは別物です。
本物のイップスの人にぶん殴られる可能性あるので、ただの不調で「イップスだ」とか恥ずかしいこと言わないようにしないとですね。
今回の僕もただ投げ方忘れてただけですので。
謎のグリップ違和感
7月になってからずっとなんとなく調子悪くて気持ち悪かったんです。
体調ではなくダーツのことです。
異様に刺さらない。
とにかく弾く。
普段から弾かれるけど、もうほとんど弾かれる。
確率的には40%以上。
とにかくおかしかった。
投げたら常にすっぽ抜けてる感覚で矢に力が伝わってないような違和感。
グリップがおかしいというか手離れがおかしいというか。
どんな持ち方しても違和感が拭えなかった。
不調になったきっかけ
不調になったきっかけは「勉強」
6月はとても調子が良かった。
ここでかなりダーツのモチベーションが高まってたので、投げられない時間はダーツの動画見たりいろんなサイトを回ったりして投げ方の研究をしていた。
あらゆるサイトで頻繁に目にするのが、「リリースは早いほうがいい」という魔のワード。
これを鵜呑みにして、自分には向いていないにもかかわらず早いリリースを心がけて練習していた。
結果、一瞬だけ入るようになったのが運が悪かった。
その一瞬以外はとにかくすっぽぬけ。
6月には700あったカウントアップの平均は560を下回る状態にまで落ちてました。
不調の原因と治ったきっかけ
不調の原因はグリップにあるとばかり思い込んでいました。
すっぽ抜けてるしグリップに違和感があるのだから絶対にグリップのせいだと思っていました。
友人と毎月恒例の神田明神参拝後のダーツでも相変わらずの不調。
調子が良かったはずの友人も不調になるタイミングが被ってしまったようで、二人でモチベダウン&イライラ。
僕はイライラしてても疲れていても黙々と投げ続けるタイプで帰る直前くらいに突然違和感が少なくなる感覚がありました。
ですが、友人はすぐに投げなくなるタイプなのでそのまま付き合わせるのも申し訳なく思い、店を出ました。
次の日に一人で投げ放題に行き、6時間投げてようやく気づきました。
リリースタイミングを変えるとグリップの違和感が消えるということに。
リリースタイミングでグリップがどうでもよくなる
僕は結構リリースが遅い方です。
遅いというか、奥の方でリリースしているイメージです。
指に乗せたダーツを、腕を前に出す勢いで射出するような投げ方です。
プッシュタイプの投げ方なんだと思います。
スイングタイプの投げ方は矢が上に抜けていってストンとボードに落ちてくるような感じ。
腕を振っている途中で離すだけというようなイメージです。
早めのリリースをすると、プッシュタイプの投げ方だと矢に力が十分に伝わらないようです。
- 体はプッシュの投げ方しかできない
- 気持ちはリリースを早くしたい
- 矢に力が乗らないからすっぽぬける
- すっぽぬけるからグリップに違和感
これを繰り返していたようです。
リリースを早くしたら矢も変な方向を向いたりして刺さらなくなってたみたいです。
特に矢の角度がきつかった。
リリースの瞬間はまっすぐなのにリリースした後にウィリーして、ボードに到達する直前に真下を向いてしまう感じです。
リリースを奥でするイメージにしたら、矢はまっすぐ飛ぶようになり、グリップの違和感も消えていました。
というよりもグリップがどんなものでも特に精度に違いがでなくなりました。
最後に
グリップが毎回変わっても問題ないということは、安定したスタッツを出すことに貢献してくれます。
何も考えていない状態で投げてるときはそこそこ良いスタッツを出していたのに、考えて投げると下手になっていく。
リリースタイミングは早いほうがいいという思い込みのせいで余計なことをしていたようです。
自分にあったリリースタイミングは下手に弄らないほうがいいと思います。
どこかを変えると別のどこかに違和感が出たりしますが、リリースタイミングで恐ろしいほどの違和感と下手になる感覚を覚えたので、リリースタイミングには気をつけたいと思います。
今回の不調があったおかげでダメになるパターンが一つわかったので、さらなる安定につながったと思います。
感謝ですね。
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