トレード手法で大切なことは事実を受け入れること

儲かるトレード手法は人に教わって手に入るものでも、このサイトのようにやり方を書いてるサイトを巡回して見つけた方法でもないということはいい加減わかってきてると思います。

テクニカル分析で勝てる手法を見つけるためには自分でデータを取って、なおかつ自分にあう方法を見つけないといけません。

今回は手法を見つけるまでの手順を書いていきますので、試してみてください。

ちなみにですが、地味な作業なので今すぐ勝てる手法が欲しい人は別のサイトを死ぬまで巡回して勝てる手法を探し続けてください。

手法を決めることから始める

まずは簡単に手法を決める事から始めます。

手法と一言で言ってもエントリーするための”トリガー”とエントリーするための”状態”の二つがあります。

トリガーについて

トリガーとは簡単に言うとエントリー条件のことです。

高値更新でエントリーとか安値更新でエントリーというのがトリガーです。

とにかくこのトリガーに反応して仕掛けていきます。

環境などは全く気にしないでいいです。

大切なのは、そのトリガー自体の勝率や利益率のデータです。

どんな環境だろうと関係ありません。

もちろん環境によってデータは変わります。

ですが、これから一生そのトリガーでエントリーをし続けると考えたときに毎回全く同じ環境であることはないので、環境も含めたデータは必要ないということになります。

自分なりのトリガーを見つけてみてください。

状態について

これはトリガーとは違い、チャートを見た瞬間の状態でエントリーしても良い条件のことです。ちなみに、”状態”という呼称はさっき思いついただけなので一般的ではないです。

移動平均線が上を向いているからエントリーとかトレンドラインからはみ出してるからエントリーとかが状態でのエントリーです。

移動平均線が上を向いた瞬間という条件だとトリガーになりますが、移動平均線が上を向いているからという条件なら状態という解釈です。

状態でのエントリーは大雑把ですがタイミングを取る必要がないのでいつでもトレードできます。

だからといって状態のルールがゆるすぎるとへんなデータになってしまいます。

例えば20期間移動平均線が上を向いているからロングエントリーという状態にあるとき、80期間の移動平均線は下をむいてるから今回はショートエントリーする、などしてると20期間のデータを取ってるのか80期間のデータを取ってるのかわからなくなります。

このようにデータのとり方にも注意が必要です。

手法のデータを踏まえて考える

決めた手法のデータが取れたら、そのデータを見てみます。

圧倒的勝率で、利益率も高いなら大成功です。

圧倒的な負け率で、利益にならないならそれも大成功です。逆の注文を入れれば勝てます。

一番良くないのが、とんとん。

すこーし利益になってるという程度だと逆注文をしてもスプレッド分で負けます。

とにかく尖ったデータが出る手法のほうが良いということです。

事実をもとに考える

正しいトレード手法とは自分が勝てる手法です。

世の中の人がトレンドフォローが正しいと言っていても自分がそれで勝てないのなら、正しい手法ではないです。

自分の中で理想のトレード手法があったとして、そのとおりにやって勝てないのであればそれこそ逆の注文を入れればいいんです。

自分の手法のデータが事実であって自分が思っているデータは机上の空論でしかありません。

上手い人がブレイクでエントリーしてるからって自分もブレイクでエントリーする必要はないってことです。

自分がブレイクでエントリーしても結局逆行するってことならブレイク後に逆張りしたらいいじゃない?ってことです。

最後に

最近人にトレードを教えるとき、自分と人が逆のことをしているor考えてることに気づいたので少し前から逆注文というワードを使ってます。

手法が間違っているのではなくその人が手法を正しく使おうとしているという感覚。

毎回同じような形でエントリーできてる、だけど勝てない。

ルールも守ってる、だけど勝てない。

手法を正しく使えているけど勝てない。結局は正しく負ける使い方をし続けている感じ。

正しさよりも勝ちにこだわってみませんか?

 

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